ヒロイン寝とられ ~ダイナウーマン編のレビュー
一素人である投稿者の原案を忠実になぞる事が、より良い作品を作る為には必ずしもベストな選択で無い事は重々承知しております。
その上で本作のラストシーンについては、他のレビューアーの方々が仰る通り、それまで積み上げてきたものをすべて崩壊させたという意味で批判を免れるものではないでしょう。
しかしながら前半から中盤にかけては、(細かい不満点が無いわけではありませんが)期待に違わぬ出来でした。
特に腰振りダンス部分に関しては秀逸で、本作の最大の抜きどころと言って過言では無いかもしれません。
DVDを購入。元の投稿プロットなどは一切見ていませんので、出来上がった作品のみからの感想です: 結論を先に書くと、途中までは悪くなかったのですが、終盤は私の期待した展開ではなく、一気にシラケてしまい、結局おかずには使えませんでした。先のレビュアーの方々の落胆の意味がわかった、というのが正直なところです。
冒頭からエッチな場面で始まり、比較的テンポよく次々とエロティックな場面をつなげていく展開はよかったです。序盤の戦闘シーンも必要最小限 (夫を人質に取られてあっけなく終了) なので、そこに不満を感じる人もいるかもしれませんが、ダイナウーマンは有名な元ネタのあるヒロインですし、彼女が強いことは自明ですので、私は (AVの目的に鑑みて) これで十分だと思いました。
捜査官が (捜査関係者ではない) 自分の妻に翌日ガサ入れに行くことを漏らしてしまったり、それなりの勢力をもったカルト教団へのガサ入れなのに捜査官二人だけとか、 「なんじゃ、そりゃ」 と思うお粗末な点は多々ありますが、AVとしての実用性が高ければ問題ではありません。
しかし、肝心のエッチが、うーん… ヒロインが教祖に犯されて快楽堕ちする物語だと思っていたのに、冒頭の場面を見たら、ネトラレる側の夫がギガのレギュラー犯し役男優である小池氏だったので嫌な予感がしました。案の定、ガン突きを見せる濃厚な本番ファックは最後の小池氏との場面だけで、本来メインであるべき教祖 (ちんたろう氏) による様々なエッチ場面の性交描写はとってもおざなりで、いまいち盛り上がりません。
途中、夫の同僚で、いまはすっかり教団に帰依してしまった女捜査官が、小池氏に教祖とDWのエロ行為を見せながら 「女なんてみんな同じよ。太くておっきいチンポが大好きなの」 というようなセリフをいう場面がありますが、その 「太くておっきい」 教祖のチンポがDWのアソコに豪快に出し挿れされている状況をアップでハッキリと見せる画はなく、まったく説得力がありません。これでは快楽堕ちにもぜんぜんリアリティが感じられず、なんだかなぁ、という感じです。
さらに (私にとって) 最悪だったのは、教祖に性洗脳されて教団の性奴巫女となったはずのヒロインが、激高した夫に犯され、気持ちのよいセックスをしてしまうこと。しかも、この場面が本作のメインのセックスであること。これにより、「教祖の巨根とセックステクニックに溺れて性奴巫女に堕ちていくヒロイン」 という本作のメインテーマが一気に台無しになってしまいました。
百歩譲って、夫もまた教団に帰依したというのなら、そのご褒美として元妻である巫女との交わりが許されることもあるかもしれませんが、夫は最後まで教団に反抗的ですし、しかも、そんな夫を巫女と二人だけにして去ってしまう教団関係者のお粗末ぶりも見る者をシラケさせます。
カルト教団による性洗脳というコンセプトはとってもよいし、犯し役にチンケな着ぐるみ怪人――ゴテゴテした装飾が邪魔になって不器用でもどかしいセックスになってしまう――が出てこないのも高評価だったのですが、肝心な教祖との性交描写がおざなりだった点、そして上記のコンセプトを終盤に台無しにしてしまった点が、少なくとも私にとっては、致命的にダメだと思いました。
監督ブログの時点で嫌な予感しかしなかった。
女優さんもキレイだし、コスチュームも良かった。悪堕ち後のコスは淫紋込ありで本当に良かった。
だからこそラスト・・・なぜそこをそう変える・・・
途中で「負け犬」呼ばわりした元旦那に押し倒されるなよ・・・
あのラストなら「世界は降伏しました」のナレーションエンドで良いぐらい。
男優さんの都合なら、旦那役の人が教祖をするとか、教祖が呪いをかけてモノだけすり替えたことにするとか考えようがあるだろうに「ちくしょう」一言の逆切れとか・・・
ヒロイン寝とられ ~ダイナウーマン編の作品紹介
タイトル:ヒロイン寝とられ ~ダイナウーマン編
収録時間:104分
出演者:徳永れい 羽生アリサ(羽生ありさ)
監督:六機崇
シリーズ:—-
メーカー:GIGA
レーベル:GIGA
ジャンル:彼とのプライベートエッチ 悪堕ち 淫乱 痴女 手コキ 自分からフェラ パイズリ 騎乗位 ダンス 顔射 絶頂懇願 絶頂 巨乳 性下僕 羞恥コス ピンヒールブーツ ムチムチ 生足 「気持ちいい」という 悪コス 寝取り
品番:h_173jmsz00064
作品番号:JMSZ-64
商品紹介
かつて絶世のダイナマイトボディーで一世を風靡し知らぬ者がいなかった伝説のスーパーヒロイン・ダイナウーマン。彼女が良き伴侶を得て表舞台から姿を消して7年。夫であり捜査官の圭司を優しく送り出す主婦・愛奈。彼女があのDWであることを露ほども知らずに家を出る圭司のガサ入れ先はかねてから妖しい情報に満ちた宗教法人。その代表ラジャナータを名乗る男の逮捕を目前にして卑劣な罠に堕ちる圭司。妙な胸騒ぎが愛奈を再び正義のヒロインへといざなう時、まさかの出来事が…狡猾なワナの連続に引き裂かれてゆく夫婦。けれど厚い信頼でつながる二人にそんな手は通用しない…はずだった。誤解が誤解を生み、不審が不審を呼ぶ。媚薬を全身に塗られ、夫の見ている前で他人に抱かれアクメを繰り返すDW。夫が見ているのも知らずに他人のペニスに腰を振ってしまう愛奈。「私はグドゥルの教えを信じます」ついに邪教にみずから入信してしまったDWは…眼を覚ますんだダイナウーマン!世界が君を呼んでいるんだ!!![BAD END]
監督コメント
ハイ。本作品はGIGA公式HP内企画【妄想プロジェクトZ】より投稿ナンバー2790、ダイキチさんのアイデアを映像化しておりま~す(^^)。宗教モノということで世界観の創りこみが結構シンドかったのですが内容は非常に面白い完全陥落特化作品となっております。そしてあたし六機のオススメは3つ!まずは主演の羽生ありさちゃん演じる本城愛奈、そしてダイナウーマンの”間(ま)”。なんと言いましょうかセリフとセリフの合間の瞳の微動がひッじょうにイイのであります!そして彼女のフェラシーン。久々にエロいフェラというものを見ましたッ!!そしてなんといってもSEXの時のエロ顔ッ!!!舌の動きがねぇ、絶妙なんですよぉ!ゼヒ是非ぜひご覧くださいませ!エロ好きの方・若妻好きの方・アメコミ好きの方・・・もぉたまりませんッ!!!!!